
漬物つくり 2月【いすず苑】
2025年2月16日
いすず苑では、季節の花だけでなく野菜も栽培しています。
今回は、収穫した「朝熊小菜(あさまこな)」を漬物にして楽しみました。
朝熊小菜は伊勢市の限られた地域で栽培されている野菜で、
単に「小菜(こな)」と呼んだりもします。この地域の春の味覚です。
いすず苑の菜園です。朝熊小菜のほかに水仙が見えますね。
水仙は苑内に飾られます。
収穫を待つ朝熊小菜
穫れたての小菜をみんなで処理します。
傷んだ葉を丁寧に取り除きます。
「この茎のところが美味しいんさ。」 「漬かるのが楽しみね。」
水洗いで、しっかり汚れを落とします。
塩をふって、よ~くもみ込むと余計な水分が出てきます。
「こんな感じかな?」
重石を載せて2~3日間漬け込んで・・・。
朝熊小菜の漬物の出来上がり。
最近は、季節感を感じる機会が減っているとも
言われるなか
このように繊細な季節の移ろいを感じることができるのは
幸せなことのように思えます。
寒い日が続いていますが、訪れた春の気配に小さな幸せを
一緒に見つけて見ませんか。